わじま塗とは
当店の漆器は、天然木に、天然漆で塗った丈夫な輪島塗です。
輪島塗の工程は、数十にも及び、日常使いの中での熱や衝撃に耐えるために、さまざまな工夫がなされています。
とはいっても合成樹脂の製品と違い、食器洗浄機や電子レンジの高温、冷蔵庫の冷温への耐性はなく、輪島塗はこれらの家電製品に使用することはできません。その意味では、丈夫とはいえない、ちょっと使いづらい、と思う方も多いでしょう。
では、輪島塗を使うメリットはなんでしょうか?
1つは、天然木ならではの良さがあります。
断熱性と保温性です。お椀にアツアツのお味噌汁を入れても、その熱が手や唇に直接伝わりにくく、それでいて中身の温かさは長持ちするのです。
2つめは、天然漆を使った輪島独特の下地です。
天然木の器はそのまま使うより、何かしら塗料を塗ったほうが丈夫になります。そのために、人々は昔から、身近な天然塗料である漆を塗った器を使ってきました。
輪島では、漆を使って最大限に木のボディを強化するため、独特の下地法「布着せ本堅地」を行っています。
木の弱い部分や継ぎ目を補強する「布着せ」という作業。輪島産の良質な珪藻土を使った下地方法、「本堅地」。
たくさんの手間をかけて、100%天然素材のぬくもりある器が完成します。
3つめは、修理ができることです。
ボディから上塗りまで、100%天然の材料で作るからこそ、傷んでもまた同じ材料を使って修理すれば、新品同様に生まれ変わります。
椀屋として
他産地との比較
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製造工程のこだわり
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特注の要望に応えてきた実績
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庄五郎の蒔絵
小西 紋野
私の父は作曲家で母はピアノを今も教えていますが、育った近くには森や湖もある豊かな自然に囲まれた環境でした。小さい頃から音楽が身近にあり、惹きつけられる響きやリズムに、目には見えないけれども不思議な高揚感を得るとき、色彩をともなったイメージが湧きます。それは、幼い頃に見た景色や草木、体験したことと無意識に結びついて、制作の原点になっているのだと思います。
心地よく美しいと思う色、形、バランスのイメージを表現するために、古典技法に基づいてできるだけ様々な材料を使いこなしつつ、新しい技法を研究しています。