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蒔絵の技法
銀粉を蒔いたところに、ピンクの色漆を、輪郭から中心に向けて、筆を使って塗りぼかしていきます。
蒔絵では、色漆をグラデーションにぼかす場合は、初めに銀粉を蒔いてから塗り込む、「研ぎ出し」という技法が一番美しく表現できます。
花びらの上には、金粉を使って、しべを描いています。
「上絵(うわえ)」といって、花のしべや、葉っぱの葉脈は、主に、金粉の1号という荒さの種類を使って描きます。
磨きだされた金がよく光り、全体を引き締めます。
輪島塗 研出もみじ蒔絵 汁椀販売価格(税込): 26,400 円 |
輪島塗(布着せ・本堅地)
蒔絵 小西紋野作
丸みのあるお椀に、ピンクの色漆がかわいらしい、桜の蒔絵を施した汁椀です。
花びらの色を、塗りぼかして、やわらかく表現し、開いた花や、つぼみ、横向きの花を、リズムよく配しています。
女性らしい絵柄は、母の日のプレゼントや、また、もみじ蒔絵汁椀 と組み合わせた夫婦椀にもなり、結婚記念や敬老の日のプレゼントにもおすすめです。
輪島塗の伝統技法でしっかりと塗った、定番の汁椀です。
大きさや形は最もベーシックなタイプで、輪島塗は初めて、という方にもおすすめです。
ぽってりとしたフォルムで、漆独特な、あたたかみのある手触りです。